like "The Last of Us"
Sweryさんがディレクターを
務めたという設定のゲームの世界。
主人公は中学生の女の子と
年の離れた男とのタッグで
繰り広げられる。
渋くて面倒見の良いオッさんと、
途中からは
ウエスタンハットが似合う
27歳くらいの飄々男。(長髪ブラピ似)
得ている発想はきっと
ゲーム「The Last of Us」
からなんだろうが、
ゾンビなんかはおらず
超未来だが文明の見た目は
そこまで進化していない。
新時代の植物があったり
宇宙や世界で入民移民流民と
ごった返していて治安が悪い。
〜長かったので特徴だけ〜
★猥雑な街の狭いアパートの
狭くて生活感溢れる汚い部屋で
夜に電気も付けず
外の車や街灯から齎される明かりだけで
過ごすエンディングが
妙に切なかった。
年の離れた関係だけど
何か求め合うように
どこかお互い恋愛感情は絡んでいて。
だけど最後、
ブラピ男は、
行ってしまった。
★オマケ要素として、
特定のシーンで「L」ボタンを押すと
音楽コレクションが収集できる。
ヒントに
「ここで●●が言うセリフのどこかだよ」
とか書いてるけど、
どれも初見で分かるわけがないので
「一生Lボタン連打しといたろか」
と思った。
★ただその音楽コレクションが
とても切ないもので、
ブラピ男の乗るポンコツ車にある
彼のお気に入りの音楽CDか
カセットテープたちである。
すべて洋楽で、ラブバラードや、
古いR&B、ファンクなどなど…
それは劇中で移動するたび
聴く機会がある。
そして主人公の少女は
それら彼の音楽趣味を
「ダサい」と評していたが、
劇中で何度も流れるにつれ
鼻歌や口笛でリアクション
するようになる…というもの。
だからこそエンディング辺りに、
最後に2人でブラピ男の
真っ暗な部屋で過ごす中流れる、
いつものjazzyなラブバラードが、
その時はもう切なくて愛おしくて、
我が夢ながら素晴らしい演出だった
★マフィアかなんかに追われているときに
飛行機で捕まって上空から蹴落とされて
「あ、これゲームオーバーかな」
と思ったら悠々とそのまま
眼下の世界と風を感じながら
最高の気分で降りる場所を選択できた。
(この時は池に落ちてセーフだったが、
おそらく固い地面だとゲームオーバー)
あーーーー世界を堪能したーー