Logical Dreamer ~365days~

毎日欠かさず「夢」というバーチャル体験に溺れている女の、特に印象的だった物語を残す場所。夢日記。

【はじめに】

グリムナー

私はとある教員か、または会社員。

 

研修として女子高生が10人ほど

職場に泊まり込みでやってきた。

 

同僚の爽やかで頭のキレる男がいた。

 

 

そいつは夜な夜な女子高生を

1人ずつ呼び出し、

鮮やかな手口で殺した。

 

次々と、手早く。

 

殺害したあと彼は自室に

凄惨な芸術を形作った。

 

女子高生たちの首を

ベッドの周囲にぐるっと並べ置き

その目線がベッドの中心の

自分に向くようにした。

 

最後に残った者には

そのベッドでじっくりと

いたぶりながらレイプし、

 

その首たちがどのようにして

命を落としていったのか

その過程を一部始終聞かせた。

 

 

私は命からがら

夜明けまでずっとずっと

建物内を逃げ続けた。

 

何度も見つかり追いつかれ

体をつかまれそうになり

狂気に飲み込まれながらも

 

ついには不死身のような男と

互いに殺しあっていた。

 

最後、

やつに鉄槌がくだったかは

実は曖昧で定かではなかった。

 

いつもと変わらないような

青空が

やけに悔しくて

むなしかったことだけは

覚えている。

 

この話を夢の中の私は

「グリムナー」

という名前の作品として

認識していたので表題とする。