Logical Dreamer ~365days~

毎日欠かさず「夢」というバーチャル体験に溺れている女の、特に印象的だった物語を残す場所。夢日記。

【はじめに】

はじめての夢日記

夢日記を書き出したのは小学4年生のとき。

大変鮮烈な情景とドラマだったので

起きて衝動に駆られるようにして

メモを2枚くらい使って書き留めた。

 

 

印象的な夢は人生において忘れがたい思い出と同じであり、

ただでさえ起きてすぐに砂のように零れ落ちていくそれを

必死に繋ぎ止めておくようにして時折夢日記を書くようになった。

 

 

そして

その初めての夢日記の内容というのが

大変恥ずかしいものなので心して読むように。

 

幽遊白書の蔵馬の恋人として登場した私は

暗黒武術会で出番がやってきてしまった彼を

不安と心配いっぱいの中、健気に見送ろうとしていた。

そして彼は私に別れの口づけをしてくれた。

そして階段を降りる彼。

突如、舞台は一変する。

沈む陽で世界がオレンジ色に染まっている。

辺りは見渡す限りのすすき野原。

立っているものは私だけ。

歩いてみれば登場人物たちが

ポツポツと地に倒れている。

そして、夕陽の逆光を受けた

黒いシルエットが浮かんでいた。

私は恐怖した。そこで目が覚めた。

 

ちなみにあれが戸愚呂だったのかどうかは分からなかった。

蔵馬との切ないラブストーリーに頬を染めながら

夢日記のメモを書き終えた私は勉強机の上に置いて小学校へ向かった。

帰ってみると…メモの位置が移動していた。

父に読まれたのだろう。顔からメラゾーマが出るかと思った。

 

さて、ここからはひとまず

本ブログに書いていたものを移行していきますね。